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LINEのセキュリティ対策「LetterSealing」とは!?メッセージの暗号化機能が進化した!!

LINEのセキュリティ強化!メッセージを暗号化し、第三者からのアクセスをブロック!サーバーも内容を見れない「レターシーリング」とは?

LINEのセキュリティ対策「LetterSealing」とは!?メッセージの暗号化機能が進化した!!

📘 この記事で分かる事!

💡 LINEは、ユーザーのメッセージを暗号化することで、プライバシー保護を強化しています。

💡 LetterSealingは、LINEが導入したエンドツーエンド暗号化の機能です。

💡 LetterSealingは、メッセージの内容を保護するだけでなく、改ざんを防止する機能も備えています。

それでは、LINEのセキュリティ対策について詳しく見ていきましょう。

古代からのセキュリティ対策 手紙の封印から現代の暗号化へ

手紙のセキュリティ対策の始まりは?

封蝋と印璽

手紙の封印は、古代の人々が情報を守るために工夫したセキュリティ対策の始まりですね。

RSA暗号とは?仕組みや応用事例を初心者にもわかりやすく解説!
RSA暗号とは?仕組みや応用事例を初心者にもわかりやすく解説!

✅ RSA暗号は、素因数分解の難しさを利用した公開鍵暗号方式です。大きな数字を素因数分解するのは非常に困難であり、この困難さを利用して暗号化と復号化を行う仕組みとなっています。

✅ RSA暗号は、公開鍵と秘密鍵のペアを用いて、データの暗号化と復号化を行います。公開鍵は誰でも入手可能で、暗号化に利用されます。一方、秘密鍵は受信者のみが保有し、復号化に利用されます。

✅ RSA暗号は、インターネットでの通信や電子署名などに広く利用されています。従来の共通鍵暗号方式に比べて、鍵の管理が容易で、安全性の高い暗号方式として知られています。

さらに読む ⇒ITトレンド|利用率No.1の法人向けIT製品の比較・資料請求サイト出典/画像元: https://it-trend.jp/encryption/article/64-0056

現代社会では、情報セキュリティはますます重要になってきましたね。

手紙の内容そのものは守れなくても、誰が書いたのか、途中で開封されていないかを証明する手段として、古代の人々は手紙を封蝋で封印し、印璽を押していました。

これは、秘密情報のやり取りにおけるセキュリティ対策の始まりと言えるでしょう。

現代では、モバイル時代が到来し、メッセンジャーサービスが普及しました。

LINEは、ユーザー端末とサーバ間の通信を公開鍵暗号方式で暗号化することで、第三者による不正アクセスを遮断しています

具体的には、RSA暗号化を使用し、ユーザー端末には公開鍵のみを提供し、サーバ側でのみ秘密鍵が保管される仕組みになっています。

これにより、メッセージはサーバに送られる前に暗号化され、第三者が解読できないように保護されます。

なるほど、昔は手紙の封印でセキュリティ対策をしていたんですね。現代の暗号化技術も、基本的な考え方は同じなのかなと、改めて思いました。

LINEのセキュリティ強化 LetterSealing機能の導入

LINEのセキュリティはどう進化した?

メッセージ暗号化強化

LINEは、ユーザーのプライバシー保護に力を入れているんですね。

メッセージの安全性新時代:Letter Sealing
メッセージの安全性新時代:Letter Sealing

✅ LINEは、メッセージの安全性を確保するために、サーバとの通信を公開鍵暗号化方式で暗号化しています。

✅ ユーザー端末とサーバ間では、LINEサーバでのみ解読可能な暗号化チャネルが作成され、通信内容は暗号化されますが、サーバ内では一度復号された後、再度暗号化されます。

✅ LINEではRSAという公開鍵暗号化方式を使用しており、ユーザー側のLINEアプリには、サーバが発行したRSA鍵を使用してデータを暗号化するための鍵値が共有され、第三者はメッセージを見ることができなくなります。

さらに読む ⇒Main - LINE ENGINEERING出典/画像元: https://engineering.linecorp.com/ja/blog/new-generation-of-safe-messaging-letter-sealing

LetterSealing機能によって、LINEのセキュリティがさらに強化されたのは素晴らしいですね。

従来のLINEでは、サーバ内では一度メッセージが復号されるため、セキュリティ上の懸念がありました。

そこで、LINE 5.3から導入されたLetterSealing機能は、メッセージの暗号化を強化し、サーバ内でもメッセージが復号されることなく安全に保管されるように設計されています。

LetterSealing機能は、ユーザーがメッセージを送信するとき、それを暗号化し、鍵をサーバに送信するのではなく、直接受信者の端末に送ります

これにより、サーバがメッセージの内容を復号することができなくなり、安全性が高まりました。

さらに、LetterSealing機能では、メッセージの改ざんを検出する仕組みも導入されています。

メッセージが改ざんされると、受信者の端末はそれを検知し、ユーザーに警告します。

へぇ、LINEってサーバ内で一度復号化されることもあるんですね。知らなかった!LetterSealingでそれが解消されたのは安心ですね。

エンドツーエンド暗号化 LetterSealingの仕組み

LINEのレターシーリングはどんなセキュリティ強化を実現した?

エンドツーエンド暗号化

エンドツーエンド暗号化は、セキュリティ対策として非常に有効な方法ですね。

第775回:Letter Sealing とは

公開日:2016/10/04

第775回:Letter Sealing とは

✅ LINEの「Letter Sealing」は、ユーザー間のメッセージを暗号化する技術で、トークの内容が守られることを保証する機能です。

✅ Letter Sealingは独自の暗号化方式を採用しており、端末間で直接暗号化を行うエンドツーエンド方式を採用することで、途中の経路やLINEサーバーでも解読不可能な仕組みを実現しています。

✅ Letter Sealingでは、Diffie-Hellman鍵共有方式とAES-CBC方式を組み合わせ、さらにメッセージ認証コード(MAC)を用いることで、トークデータの改ざん防止と送信者・受信者以外による解読を困難にしています。

さらに読む ⇒ケータイ Watch出典/画像元: https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/keyword/1023163.html

Diffie-Hellman鍵共有方式とAES-CBC方式を組み合わせることで、高いセキュリティを実現しているんですね。

LINEの『レターシーリング』は、メッセージのセキュリティ強化のために導入されたエンドツーエンド暗号化機能です。

従来の公開鍵暗号化方式ではLINEサーバがメッセージを中継し、一時的に復号化する必要があり、セキュリティリスクがありました。

レターシーリングでは、Diffie-Hellman方式を用いて、送信者と受信者それぞれが独自の鍵ペアを生成し、サーバを通さずに直接暗号化・復号化を行います。

これにより、LINEサーバがメッセージの内容にアクセスできなくなり、セキュリティとプライバシーが大幅に向上しました。

ただし、端末にキーを保存するデメリットとして、キーの紛失や端末の交換時にデータにアクセスできなくなるリスクがあります。

なるほど、Diffie-Hellman鍵共有方式とAES-CBC方式を組み合わせることで、より安全な暗号化が可能になるんですね。

LetterSealingの適用範囲とバージョン情報

LINEのLetterSealingはどんな技術?

高度なメッセージ暗号化

LINEは、ユーザーのセキュリティ対策を強化するために、常に努力しているんですね。

より安全にLINEユーザーの通信を守る「Letter Sealing」の対応を拡大。まもなく鍵マークが表示されるようになります : LINE公式ブログ
より安全にLINEユーザーの通信を守る「Letter Sealing」の対応を拡大。まもなく鍵マークが表示されるようになります : LINE公式ブログ

✅ LINEは、ユーザーの通信内容をより安全に守るため、暗号化通信方式「Letter Sealing」の対応を拡大し、8月31日から50人以下のグループトーク/複数人トークにも適用を開始しました。

✅ 「Letter Sealing」は、発信者から受信者まで通信内容を暗号化し、第三者が解読できないようにする技術で、トーク画面や通話画面に鍵マークが表示されることで、ユーザーは「Letter Sealing」が適用されていることを確認できます。

✅ LINEは今後もセキュリティ強化に取り組み、ユーザーが安心して利用できるサービスを提供していくとしています。

さらに読む ⇒LINE公式ブログ出典/画像元: https://line-ja.officialblog.jp/archives/65388990.html

LetterSealingは、グループトークにも適用されるようになったんですね。

LINEのLetterSealingは、トークや通話などのメッセージを高度に暗号化する技術です。

LINEサーバ管理者でもメッセージ内容を確認できないエンドツーエンド暗号化を採用しており、送信者と受信者以外にはメッセージ内容が解読できません。

LetterSealingは、トーク内のテキストと位置情報、1対1の音声・ビデオ通話に適用されており、現在、初期状態でオンに設定されています。

ユーザーはオフに戻すことはできません。

機種変更時には暗号化キーが変わるため、機種変更前に未読のメッセージは読めなくなります。

LetterSealingが適用されているトークルームでは、トークの各種設定画面下部に「このトークルームではLetterSealingが適用されています」というメッセージが表示されます

LetterSealingは、バージョン2(v2)が2019年10月にリリースされており、LINE for iOS/iPadOS 8.15.0以上、LINE for Android 8.17.0以上、LINE for Mac/Windows 8.15.0以上で利用できます。

グループトークにも適用されたのは嬉しいですね。これで、複数人でメッセージを送信する場合でも、セキュリティを安心して確保できます。

LetterSealingの活用と注意点

LINEのメッセージ、本当に安全?

端末間で暗号化!

LetterSealingは、ユーザーのプライバシーを保護するための重要な機能ですね。

LINEの暗号化機能「Letter Sealing(レターシーリング)」とは?
LINEの暗号化機能「Letter Sealing(レターシーリング)」とは?

✅ LINEはユーザーのプライバシー保護のため、メッセージの内容を暗号化する「Letter Sealing」機能を実装しています。この機能は、メッセージを送受信するユーザー間で暗号化キーを共有し、LINEサーバーであってもメッセージ内容を確認できないように設計されています。

✅ Letter Sealingは現在初期状態でオンになっており、ユーザーがオフにすることはできません。この機能は、トーク内のテキストメッセージや位置情報、1対1の音声・ビデオ通話に適用されており、他のメッセージタイプにも順次拡大される予定です。

✅ 機種変更時には暗号化キーが変更されるため、機種変更前に未読だったメッセージは読めなくなる可能性があります。Letter Sealingが適用されているトークルームかどうかは、トークの詳細設定画面に「このトークルームではLetter Sealingが適用されています」というメッセージが表示されることで確認可能です。

さらに読む ⇒アプリオ出典/画像元: https://appllio.com/how-to-set-line-letter-sealing

機種変更時には、暗号化キーが変わってしまうんですね。

LINEのレターシーリング(LetterSealing)は、トークルームのメッセージを端末間でのみ読めるようにするセキュリティ機能です。

メッセージは端末内で暗号化され、LINEサーバーですら内容を確認できません

これにより、サーバーが攻撃されてもメッセージの内容が漏洩することはありません。

レターシーリングは、トークルームに参加している全員が設定する必要があります。

ただし、他サービスから送信されたメッセージは一部暗号化されない場合があります。

レターシーリングの設定は、LINEアプリの設定画面のプライバシー管理から行えます。

機種変更後、メッセージが見れない場合は、レターシーリングをオフにするか、LINEアプリを再インストールし、トーク履歴をバックアップから復元することで解決できる可能性があります。

レターシーリングは、トークルームのセキュリティを高め、メッセージの機密性を保護する効果的な機能です。

機種変更時にメッセージが見れないのは困るけど、セキュリティ対策としては仕方ないのかな。

LINEは、ユーザーのプライバシー保護に力を入れて、セキュリティ対策を強化しています。

🚩 結論!

💡 LINEのLetterSealingは、エンドツーエンド暗号化を採用し、メッセージの内容を保護しています。

💡 LetterSealingは、メッセージの改ざんを検出する機能も備えています。

💡 LINEは今後も、ユーザーのセキュリティ強化に取り組んでいくとのことです。